3月27日
(セザンヌとゴッホの)2人がここまで来たのは、進んで美術の古い基準を打ち破ろうと思ったからではない。2人とも「革命家」を気取るつもりはなかった。いい気になっている批評家たちにショックを与えたかったわけでもない。実際、2人とも、だれかが自分の絵に注意を払ってくれるという望みはほとんど捨てていた。やむにやまれぬ気持ちで描きつづけていただけだ。
ゴンブリッジ「美術の物語」
by poca_pocari
| 2007-03-27 00:00
| 03/2007